研究情報
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2024.05.31 塩分摂取
フィリピンの大学生の塩分摂取量を減らすための食事性塩分摂取量の評価と在宅介入のパイロットテスト
Assessing Dietary Salt Intake and Pilot-Testing a Home-Based Intervention to Lower Salt Intake Among Filipino College Students
【目的】食事による塩分摂取に関連する知識、態度、行動を評価し、フィリピン大学の学生の塩分摂取量を減らすのに役立つ在宅介入を開発すること。
【設計】記述的計画法と準実験的計画法を用いた2段階のプログラム開発研究。
方法:フェーズ1では、連続したサンプル(n = 118)の食事性塩分摂取の頻度とともに、知識、態度、および行動を測定した。
フェーズ2では、在宅介入の開発とパイロットテストを含み、このパイロットテストにはフェーズ1から選択された無作為サンプル(n = 35)が加えられた。
2021年10月から11月にかけて研究は実施され、これには参加者の知識、態度、行動をテストする有効で信頼できる手段が利用された。
【所見】初期評価では、塩分摂取量が多いことによる健康リスクに関する知識と健康増進行動に対する前向きな姿勢が示された。
介入後は、ヘルスリテラシー(p = 0.036)と並んで、食事の塩分摂取に関連する態度(p = 0.0004)と行動(p = 0.001)の改善が示された。知識に有意な変化はなかった(p = 0.054)。
【結論】健康教育教材の使用を含む在宅介入は食事の塩分摂取パターンを改善することに成功している。
臨床的根拠:地域保健師は、若年成人の健康増進行動の発達を手助けする目的で在宅介入を利用することができる。
(https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/07370016.2023.2277839)
Armas Angelo Joaquin M., et al.
Journal of Community Health Nursing, 2024; 41 (1): 57-72
DOI:10.1080/07370016.2023.2277839

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