研究情報
Research information

研究情報

2024.05.31 環境
層状複水酸化物皮膜の層間空間の構造的特徴と動的挙動
Structural features and dynamic behaviour of the interlayer space of layered double hydroxide coatings
層状複水酸化物(LDH)はその陰イオン交換特性を利用することでカスタマイズ可能な特性を持つ機能性コーティングを設計する大きな可能性を提供する。
我々は開始膜の形態にかかわる層間空間の陰イオン交換特性と膨張能を調べた。
異なる厚さと形態のZnAl LDHコーティングはAlベースの基板を使用したin situ法によって最初に得られた。
積層する陰イオンが開始硝酸塩よりも比較的大きい場合、積層はフィルムを構成する初期LDH粒子サイズと密度によって制約される可能性がある。
形態を最適化した後、コーティングの完全性を維持しながら層間空間を最大150%まで拡大することで潜在的な抗菌特性を持つ3つの官能性陰イオンの積層が成功した。
ゲスト陰イオンの放出は塩水への浸漬によって研究された。
結果として、コーティングを再生する可能性が実証されてこれらのハイブリッドコーティングの用途の可能性が裏付けられた。© 2024 Elsevier Ltd. Creative Commons CC BY license (http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/).
Soule S., et al.
Materials Today Chemistry, 2024; 35: Null
DOI:10.1016/j.mtchem.2024.101897

トピックス