2025年度(令和7年度)一般公募研究助成

ソルト・サイエンス研究財団が、設立(昭和63年)以来助成した、一般公募研究のタイトルを掲載しています。 下表のPDFアイコンをクリックすると、それぞれの研究報告書PDFファイルを閲覧することができます。
学会誌等に発表された助成研究の成果を参照されたい方は、下記のリンクから学術雑誌発表論文一覧表をMS-Excel形式でダウンロードできます。

研究報告書一覧

年度 助成番号 テーマ 研究者氏名 所属機関 PDF
2025 202501 海水からの炭酸カルシウム合成過程における重元素安定同位体比分別の解析―バイオミネラリゼーション制御機構の解明に向けて― 有賀 智子 産業技術総合研究所 研究中
2025 202502 海鳥の糞が海洋成分に与える影響の評価 上坂 怜生 東京大学 研究中
2025 202503 海水中の食塩ナノ結晶の構造分析と不純物取り込みによる構造への影響評価 大下 慶次郎 東北大学 研究中
2025 202504 近赤外・赤外吸収分光法による天然水中の塩濃度と炭酸種のリアルタイム迅速測定法の開発とその地球化学的応用 鍵 裕之 東京大学 研究中
2025 202505 海水中のヒ素を検出する新規微生物センサーの開発 河合(野間) 繁子 千葉大学 研究中
2025 202506 塩の結晶核生成プロセスにおける表面自由エネルギーと付着確率の実験的検証 木村 勇気 北海道大学 研究中
2025 202507 海水中の硝酸イオン・亜硝酸イオンの簡易で高感度な測定システムの開発 児玉谷 仁 鹿児島大学 研究中
2025 202508 深共晶溶媒によって実現可能な環境調和型リチウム回収プロセス 後藤 雅宏 九州大学 研究中
2025 202509 製膜後開孔法による電気透析用ポリアミド膜の開発 佐伯 大輔 信州大学 研究中
2025 202510 放射線グラフト重合法によるサブミクロン厚荷電層を有する発電用浸透膜の開発 澤田 真一 量子科学技術研究開発機構 研究中
2025 202511 モザイク荷電膜を利用した高性能脱塩分離膜の調製 高野 敦志 名古屋大学 研究中
2025 202512 塩水溶液の構造:軟X線分光法による実験と計算 高橋 修 広島大学 研究中
2025 202513 有機カチオンのによる防食メカニズムの解明 中村 将志 千葉大学 研究中
2025 202514 海水中環境汚染物質PFOSの簡便・超高感度・高速オンサイト検出用フルオラスナノ油滴センサー開発 久本 秀明 大阪公立大学 研究中
2025 202515 天然由来セルロースーキトサン複合体骨格を持つ海水濃縮用逆浸透膜の開発 福田 伸子 岡山大学 研究中
2025 202516 体内埋め込み型塩分濃度センサー創出に向けた基礎検討 松岡 悟志 長崎大学 研究中
2025 202517 海水溶存Ca2+・Mg2+を活用したCO2の回収・有効利用技術の構築
-製塩工程液へのCO2/O2/N2ファインバブルの導入による炭酸塩の反応晶析-
松本 真和 日本大学 研究中
2025 202518 NaCl液中成長のナノメートルスケールでの分類と不純物の影響の研究 箕田 弘喜 東京農工大学 研究中
2025 202519 生体内のナトリウムを可視化する超高感度化磁気共鳴画像化(MRI)法の開発 山田 和彦 高知大学 研究中
2025 202520 食塩がマイオカイン産生に与える影響 井上 浩一 奈良県立医科大学 研究中
2025 202521 塩分摂取を活用したCAR-T細胞免疫療法の治療効果の改善 井上 聡 慶應義塾大学 研究中
2025 202522 食塩による内受容感覚を介した満腹感増強作用の解析 岩崎 有作 京都府立大学 研究中
2025 202523 二次性高血圧症に対する減塩調味料の降圧効果の検証-多施設共同クロスオーバー比較試験- 内田 泰介 宮崎大学 研究中
2025 202524 塩分摂取が潰瘍性大腸炎の病態に与える影響の基礎的検討 岡田 光貴 京都橘大学 研究中
2025 202525 低ナトリウム血症が骨修復・再生におよぼす影響に関する研究 河尾 直之 近畿大学 研究中
2025 202526 塩分摂取のタイミングと概日血圧リズム 木内 謙一郎 慶應義塾大学 研究中
2025 202527 にがり含有ミネラルの細胞内動態解明を指向したレンズフリーバイオイメージング法の開発 坂本 京花 愛知学院大学 研究中
2025 202528 食塩感受性高血圧・心不全における腎神経求心路-脳内バソプレシン-交感神経出力の連関 篠原 啓介 九州大学 研究中
2025 202529 塩分摂取による腸管内浸透圧上昇が炎症性腸疾患の腸管粘膜に与える影響について 清島 亮 藤田医科大学 研究中
2025 202530 脳交感神経中枢に着目した食塩誘発性夜間多尿の新規治療法開発 竹澤 健太郎 大阪大学 研究中
2025 202531 塩による快感を生み出す脳の神経細胞の同定 田中 大介 東京科学大学 研究中
2025 202532 マグネシウムの抗うつ作用と抗うつ薬効果増強作用を担う神経機構の解明 出山 諭司 金沢大学 研究中
2025 202533 塩分が高脂肪食誘発全身性炎症に与える影響 野崎 千尋 早稲田大学 研究中
2025 202534 認知症に対する塩類バランス正常化の有用性 Heissig Beate
ハイジッヒ ベアテ
順天堂大学 研究中
2025 202535 唾液調節の脳神経回路における塩類の働き 檜山 武史 鳥取大学 研究中
2025 202536 塩分摂取による高血圧性腎障害の病態解析および食品中化合物の予防・治療への応用 平田 祐介 東北大学 研究中
2025 202537 塩分摂取量の変化が情動行動に及ぼす影響とそのメカニズムの解明 藤田 幸 島根大学 研究中
2025 202538 マグネシウムトランスポーターSLC41A3の骨格筋における役割とサルコペニアとの関連性の解明 細山 徹 国立長寿医療研究センター 研究中
2025 202539 老齢疾患モデルBrd4ヘテロ欠損マウスにおける塩分制限は、サルコペニア・フレイル症状を悪化させるか? 望月 和樹 山梨大学 研究中
2025 202540 過剰塩環境のモデル培養細胞系の開発 森本 雄祐 九州工業大学 研究中
2025 202541 慢性腎臓病対策としてのCPP抑制とメガリン-リソソーム機能調節:マグネシウムの可能性 山本 毅士 大阪大学 研究中
2025 202542 塩味嗜好における性差の解明 乾 賢 北海道大学 研究中
2025 202543 妊娠期・哺乳期の母体栄養状態が食塩感受性高血圧による腎障害を抑制する機構の解明 大崎 雄介 東北大学 研究中
2025 202544 Carvacrol の適塩活性の受容メカニズムの解明:Anosmiaモデルマウス及びTRPA1ノックアウトマウスに対するオレガノおよびカルバクロールの適塩作用に関する研究 長田 和実 日本大学 研究中
2025 202545 最適凝固剤量の即時フィードバックを実現する豆乳凝固過程のリアルタイムモニタリング 斎藤 嘉人 新潟大学 研究中
2025 202546 高濃度の食塩水摂取がマイクロプラスチックの体外排泄に及ぼす影響 清水 宗茂 東海大学 研究中
2025 202547 食塩で活性化されるグルタミン酸生成酵素 前橋 健二 東京農業大学 研究中
2025 202548 ナノ油膜を利用した塩分濃厚溶液のカプセル化と塩分摂取量低減の検討 松川 真吾 東京海洋大学 研究中
2025 202549 塩ストレス栽培下のトマト未熟果実での光合成促進の意義と機構の解明 溝井 順哉 東京大学 研究中
2025 202550 食塩が皮膚を介して食物アレルギーの感作を抑制する可能性の検証 森山 達哉 近畿大学 研究中